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- 2025.10.20第8回共用設備基盤センターシンポジウム
~放射光および共用施設・設備を用いた先端科学研究~
2025.10.20第8回共用設備基盤センターシンポジウム
~放射光および共用施設・設備を用いた先端科学研究~
2025年10月20日(月)13:00~17:00の日程で、新潟大学 五十嵐キャンパスの附属図書館 ライブラリーホールにおいて、「第8回 共用設備基盤センター(CCRF)シンポジウム~放射光および共用施設・設備を用いた先端科学研究~」を開催しました。昨年のシンポジウムに引き続き、オンライン・対面のハイブリッド式で開催しました。当日のプログラムはこちらをご参照ください。
当日は、研究担当理事、共用設備基盤センター長でもある私からの開会挨拶に引き続き、泉川卓司 准教授が放射性同位元素部門について、古川貢 准教授が機器分析部門について、阿部優子 特任専門職員が設備戦略企画室について、後藤淳 准教授が「原子力規制人材育成事業」の活動について紹介いたしました。
次いで講師の方々のご講演に移りまして、大村彩子准教授(本学理学部)より「物質に圧をかけると何が起きる?ー構造・電子状態の相転移の理解に向けてー」、志村信之先生(ブルカージャパン株式会社)より「卓上型高速高分解能 MALDI-TOF/TOF=MS neofleX新製品のご紹介」、伊藤紀美子教授(本学農学部)より「バイオスティミュラントによる新たな食料生産技術の開発とマルチオミックスによる作用機序の解明」、加道雅孝先生(量子科学技術研究開発機構ナノテラス総括事務局)より「3GeV高輝度放射光施設 Nano Terasuの概要」について、それぞれの研究成果や新しい施設・装置について分かりやすく講演していただきました。
最後に、生駒忠昭副センター長より閉会の挨拶があり、シンポジウムは、盛会のうちに終了いたしました。
参加登録者は計44名(対面参加:31名、オンライン参加:13名)でした。オンライン機材のトラブルに見舞われましたが、講師の方に講演の順番を入れ替わっていただくなど臨機応変にご対応いただきました。大変感謝しております。今回の講演は施設・装置の紹介や特徴あるご研究の紹介など、とてもバラエティに富んだ話題を提供できたと思います。ご講演の中には、気候の研究を積み重ね「変わる気候に変わらない味」の新大コシヒカリが出来たというお話もあり、改めて新大コシヒカリの味などについて、興味を掻き立てられるものでした。講演内容に対して出席者からの活発な質疑応答があり、ユーモアに溢れた回答があり、大変有意義な会となりました。
今後もハイブリッドでシンポジウムを開催し、多くの研究者に参加していただけるように企画していきたいと考えています。また、熱のこもった講演を生で体験していただけるように、引き続き対面参加を呼びかけていきたいと思います。今回シンポジウム初参加の学生もおりました。 今回のシンポジウムに、ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。
令和7年10月30日
共用設備基盤センター長 末吉 邦
大村講師 講演 |
志村講師 講演 |
伊藤講師 講演 |
加道講師 講演 |
集合写真 |
ご利用相談窓口
共用設備基盤センター 設備戦略企画室

