共用設備基盤センター

2024.10.31第7回共用設備基盤センターシンポジウム
~共用施設・設備を用いた先端生命科学研究~

 2024年10月31日(木)13:00~17:00の日程で、新潟大学 旭町キャンパスの新潟医療人育成センター 4階ホールにおいて、「第7回 共用設備基盤センター(CCRF)シンポジウム~共用施設・設備を用いた先端生命科学研究~」を開催しました。昨年のシンポジウムに引き続き、オンライン・対面のハイブリッド式で開催しました。当日のプログラムはこちらをご参照ください。

 当日は、末吉邦 研究担当理事からの開会挨拶を皮切りに、泉川卓司 准教授が放射性同位元素部門について、古川貢 准教授が機器分析部門について、阿部優子 特任専門職員が設備戦略企画室について、後藤淳 准教授が原子力規制人材育成事業の活動について紹介いたしました。

 続いて、島田斉 脳研究所 教授より「脳内環境恒常性維持機構とその破綻を可視化する」、上原知也 千葉大学大学院 薬学研究院 教授より「放射性ハロゲン元素を用いた核医学診断・治療薬剤の開発研究」、他田真理 脳研究所 教授より「ヒト剖検脳を用いた一時性ミクログリア病の病態研究」、小泉修一 山梨大学大学院 医学域 教授より「ミクログリア置換による脳機能の制御」について、それぞれの研究成果等を分かりやすく講演していただきました。

 シンポジウムは、共用設備基盤センター長の閉会の挨拶をもって、盛会のうちに終了いたしました。

 学内外から登録をいただき、参加者は計70名(対面参加:26名、オンライン参加:44名)でした。4名の講師の講演内容が興味深く充実していたことに加え、ハイブリッド開催としたため、現地出席の叶わない方々にもご参加いただくことができました。講演内容に対して出席者からの活発な質疑応答があり、たいへん有意義な会となりました。今回のご講演は「PET(陽電子放出断層撮影)」あるいは「脳」というテーマで繋がっており、4名の先生の講演を聞くことでより深く理解できる充実したシンポジウムとなりました。今後もハイブリッドでシンポジウムを開催し、多くの研究者に参加していただけるように企画していきたいと考えています。また、熱のこもった講演を生で体験していただけるように、引き続き対面参加を呼びかけていきたいと思います。
 今回のシンポジウムに、ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

令和6年11月8日
共用設備基盤センター長 竹林浩秀

末吉理事 開会挨拶

島田講師 講演

上原講師 講演

他田講師 講演

小泉講師 講演

竹林センター長 閉会挨拶

集合写真

 

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共用設備基盤センター 設備戦略企画室