共用設備基盤センター

2019.10.8第3回共用設備基盤センターシンポジウム
~フローサイトメトリー、放射線を用いた先端生命科学研究~

第3回 共用設備基盤センターシンポジウム
~フローサイトメトリー、放射線を用いた先端生命科学研究~
開催報告

 研究推進機構共用設備基盤センターでは2019年10月8日(火)13:00〜より旭町キャンパス統合脳機能研究センター中田記念ホールにて、学内外4名の講師をお招きして「第3回 共用設備基盤センター(CCRF)シンポジウム~フローサイトメトリー、放射線を用いた先端生命科学研究~」を開催しました。今回のシンポジウムでは、機器分析関連ではフローサイトメトリーを駆使した最先端研究についてのご講演と、放射線関連では放射線生物学のファンダメンタルな基礎研究とRI等を用いた生合成解析への応用という観点でのご講演をいただきました。当日のプログラムはこちらをご参照ください。

 シンポジウムは古川貢准教授(CCRF機器分析部門)の司会・進行のもと、開催に先立ち、私(共用設備基盤センター長)から開会挨拶の後、村上幸弘マネージャーより設備戦略企画室、泉川卓司准教授より放射性同位元素部門、古川貢准教授より機器分析部門の紹介がなされました。  

 次いで、研究講演として、佐藤努農学部准教授より「テルペノイド生合成の解析と利用」、石黒竜也医歯学総合病院助教より「in Vitro 培養系を通じた婦人科悪性腫瘍がん幹細胞の特性解明」、岩間厚志東京大学医科学研究所幹細胞治療研究センター教授より「ポリコーム群複合体による造血幹細胞のエピジェネティック制御」、松本義久東京工業大学科学技術創生研究院先導原子力研究所准教授より「The End is the Beginning – DNA二重鎖切断の認識・修復の分子生物学と医学」と題して最先端の研究成果をご紹介頂きました。

 最後に、竹林浩秀副センター長より閉会の挨拶があり、盛会の内に会は終了いたしました。  

  今回のシンポジウムでは共用設備基盤センター、大学院医歯学総合研究科、医歯学総合病院、医学部保健学科、理学部、農学部、学外からの参加者も含め、53名の参加者がありました。また、講演内容に対して出席者からの活発な質疑応答があり、熱気のこもった充実した会となりました。ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

令和元年10月18日
共用設備基盤センター長 高橋均

 高橋センター長 開会挨拶  佐藤講師 講演  石黒講師 講演
 岩間講師 講演  松本講師 講演  竹林副センター長 閉会挨拶
 集合写真

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共用設備基盤センター 設備戦略企画室