共用設備基盤センター

2023.10.16第6回共用設備基盤センターシンポジウム
~共用施設・設備を用いた先端生命科学研究~

 2023年10月16日(月)13:00~17:00の日程で、新潟大学 五十嵐キャンパスの中央図書館ライブラリーホールにおいて、「第6回 共用設備基盤センター(CCRF)シンポジウム~共用施設・設備を用いた先端生命科学研究~」を開催しました。昨年のシンポジウムに引き続き、オンライン・対面のハイブリッド式で開催しました。当日のプログラムはこちらをご参照ください。

 当日は、CCRFセンター長からの開会挨拶を皮切りに、阿部優子 特任専門職員が設備戦略企画室について、古川貢 准教授が機器分析部門について、泉川卓司 准教授が放射性同位元素部門について紹介し、後藤淳 准教授が令和4年度「原子力人材育成等推進事業費補助金(原子力規制人材育成事業)」の活動について紹介いたしました。

 続いて、細谷紀子 東京大学大学院医学系研究科 准教授より「がんのDNA損傷応答機能の特性を踏まえた新しい治療医学」、杉本華幸 農学部 准教授より「熱測定と分光測定で探る微生物の代謝と代謝関連酵素」、織田昌幸 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 教授より「金属イオン結合により制御されるタンパク質の構造と機能」、伊東孝祐 理学部 准教授より「遺伝情報発現の構造生物学」に関する最先端の生命科学研究について、初学者にも分かり易く講演していただきました。

 最後に、竹林浩秀副センター長より閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。

 参加登録者数は計62名(対面参加:19名、オンライン参加:43名)でした。4名の講師の講演内容が興味深く充実していたことに加え、ハイブリッド開催としたため、現地出席の叶わない方々にもご参加いただけました。講演内容に対して出席者からの活発な質疑応答があり、たいへん有意義な会となりました。本シンポジウムにおいて、講師の先生方の装置の活用方法などを参考にさせていただき、本センターの管理・運用している設備の利活用が活性化、および、研究設備を活用することで研究が発展することを期待しています。今後もハイブリッドでシンポジウムを開催し、多くの研究者に参加していただけるように企画していきたいと考えています。今回のシンポジウムに、ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

令和5年10月30日
共用設備基盤センター長 末吉邦

末吉センター長 開会挨拶

細谷講師 講演

杉本講師 講演

織田講師 講演

伊東講師 講演

竹林副センター長 閉会挨拶

集合写真

 

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共用設備基盤センター 設備戦略企画室