共用設備基盤センター

2021.10.25第4回共用設備基盤センターシンポジウム
~福島原発事故から10年・先端研究設備による生命科学研究~

第4回 共用設備基盤センターシンポジウム
~福島原発事故から10年・先端研究設備による生命科学研究~
開催報告

 研究推進機構共用設備基盤センターでは2021年10月25日(月)13時より「第4回 共用設備基盤センター(CCRF)シンポジウム~福島原発事故から10年・先端研究設備による生命科学研究~」をオンラインにて開催しました。学内外から4名の講師をお招きし、ご講演いただきました。当日のプログラムはこちらをご参照ください。

 シンポジウムは泉川卓司准教授(CCRF放射性同位元素部門)の司会・進行のもと、初めに私(共用設備基盤センター長)から開会の挨拶を行い、続いて泉川卓司准教授より放射性同位元素部門、古川貢准教授より機器分析部門、阿部優子事務補佐員より設備戦略企画室の紹介がなされました。 

 次いで、プログラムに沿って、山下俊一 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所 所長より「福島原発事故から10年;その最前線から後方支援まで」、内藤眞 新潟大学名誉教授(医歯学総合研究科)、新潟医療センター病理部長より「福島原発事故から10年;これまでの支援活動と未来」、金折賢二 京都工芸繊維大学 工芸科学部 物質・材料科学域 准教授より「NMR分光法を用いた生体関連分子および高分子材料の研究」、髙田尚良 医歯学総合研究科 分子細胞病理学分野 助教より「造血器悪性腫瘍における宿主免疫回避機構と治療標的の開発」と題してそれぞれの研究成果等をご紹介頂きました。

 最後に、竹林浩秀副センター長より閉会の挨拶があり、盛況のうちに会は終了いたしました。  

  今回のシンポジウムでは共用設備基盤センター、大学院医歯学総合研究科、医歯学総合病院、医学部保健学科、理学部、農学部、学外からの参加者も含め、58名の参加者がありました。講演内容に対して参加者からの活発な質疑応答があり、大変有意義な会となりました。ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

令和3年10月26日
共用設備基盤センター長 末吉 邦

  

山下講師 講演

内藤講師 講演

金折講師 講演

高田講師 講演

 

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共用設備基盤センター 設備戦略企画室