共用設備基盤センター

2019.2.19文部科学省先端研究基盤共用促進事業キックオフ・シンポジウム

文部科学省先端研究基盤共用促進事業キックオフ・シンポジウム
開催報告

 新潟大学では、文部科学省先端研究基盤共用促進事業「新たな共用システム導入支援プログラム」の平成30年度事業採択を受けて、2019 年2月19日(火)16時より旭町キャンパス新潟医療人育成センター4階ホールにおいて、「文部科学省先端研究基盤共用促進事業キックオフ・シンポジウム」を開催しました。

 宮下 哲典脳研究所准教授/オミックス共用ユニットの司会・進行のもと、開催に先立ち、高橋 均共用設備基盤センター長から開会の挨拶がありました。

 次いで、プログラムに基づき、第一部では、竹林 浩秀共用設備基盤センター副センター長の座長のもと、古川 貢共用設備基盤センター機器分析部門准教授より「OFaRS予約システムによる共用機器の活用」と題して、研究設備のオンライン予約システム(OFaRS)の概要やその使用方法等の説明がありました。その後、オミックス共用ユニット、ケミカルバイオロジー共用ユニット及びマテリアルサイエンス共用ユニットの順で、各共用ユニット長から各共用ユニットの取組の特徴や利用可能な研究設備の紹介並びに今後の活動予定等の説明がありました。

 その後、第二部では、松本 壮吉医歯学系教授/オミックス共用ユニットの座長のもと、各共用ユニットの共用機器を活用した研究紹介として、まずはオミックス共用ユニットから「抗酸菌感染症の研究と質量分析装置の利用」と題し、立石 善隆医歯学系准教授から講演いただき、次いでケミカルバイオロジー共用ユニットから「共用設備を利用したケミカルバイオロジー研究〜稀少有用天然物の研究」と題し、上田 大次郎自然科学系助教より、講演いただきました。第二部の最後して、マテリアルサイエンス共用ユニットから「Effect of Biochar on Bacterial Survival Against Heterotrophic Protistan Grazing」と題し、Asiloglu Rasit自然科学系特任助教より、講演いただきました。

 最後に、宮田 等共用設備基盤センター設備戦略企画室長より閉会の挨拶があり、本会の総括と、今後の研究設備の有効活用の可能性や研究設備導入の方向性等の発言があり、盛会の内に会は終了いたしました。

 科学技術振興機構主任調査員の参加を始め、近隣大学や県内企業等、学外からの参加者も含め73名の参加者があり、今後の学内外を問わない連携の可能性が拡大した大変有意義な会となりました。ご協力、ご参加頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

平成31年3月4日
共用設備センター長 高橋 均

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共用設備基盤センター 設備戦略企画室