共用設備基盤センター

2025.11.06-07
研究基盤協議会 若手ネットワーク 実地調査に参加しました

機関・職種を超えた人的な交流を通して、将来の組織運営・連携に繋がるネットワークを形成することを目的とした「研究基盤協議会若手ネットワーク」のメンバーが本学に来訪し、本学若手技術職員との意見交換会および農場視察を行いました。技術職員の現状や課題、解決策について理解を深めるため、当センターの五十嵐が参加しました。
[参加者:大阪大学1名、岡山大学2名、富山大学1名、長岡技大1名、山口大学1名、新潟大学5名]
 
 
2025年11月5日(水)13時00分-15時30分 意見交換会
新潟大学における技術職員の全学組織化・人材交流・人材育成について意見交換を行いました。
本学における技術職員の全学組織化の現状について、参加した本学技術職員の認識、および各大学での事例を共有し、本学技術職員としてできることについてディスカッションしました。
人材交流については、本学の現在の状況では部局を超えた職員の交流が全くないため、誰がどういう業務を行っているのかがわからない状況であることが再認識されました。これが全学組織化や連携を阻む原因のひとつでもあり、部局を超えたつながりをどう深めていくかも重要であることを感じました。
人材育成については、本学の独自の取組の”ナレッジシェアリング”が本学事務職員から紹介されました。他の参加者からの評価も高く、実行する上での工夫を教えていただき参考になりました。
上記の3点について、中身の濃い議論が会議終了後も展開されました。
 
 
2025年11月6日(木)10時00分-13時00分 農場視察
農学部附属フィールド科学教育研究センター(村松ステーション)を見学させていただきました。
農薬・肥料の散布や、生育状況を確認する撮影のためのドローン活用、使用する重機のオートメーション化により技術職員の作業効率化を図り、少数の技術職員による運用努力と独自工夫について教えていただきました。
少人数で広大な土地の管理と動物の管理を休日出勤交代制で行うのは相当な負担であり、組織化を意識する良い経験となりました。

   

 

研究基盤協議会 若手ネットワーク

 

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