スイングバイ二期の斎藤嘉人助教が第39回近赤外フォーラム（東京大学）にて「最優秀ポスター賞」を受賞しました
2023年12月22日スイングバイ・プログラム採用者支援活動報告
農学部の斎藤嘉人 助教が，2023年11月14-16日に開催された第39回近赤外フォーラム（東京大学）にて，「最優秀ポスター賞」を受賞しました。
近赤外分光法は，農業や食品の非破壊品質評価をはじめとして，ポリマー，繊維，医薬品，化粧品，医療など，様々な産業で活用されている非破壊計測技術です。近赤外研究会は，近赤外分光への各分野からの参入促進と更なる発展を目的として2005年に発足した研究会であり，毎年近赤外フォーラムが開催されています。
最優秀ポスター賞は，近赤外フォーラムのポスター発表の中で最も優秀と判断された者に授与される賞です。斎藤助教の受賞テーマ「可視から近赤外の光多重散乱応答に基づく豆腐の凝固特性評価」は，可視から近赤外における光の多重散乱応答に着目することで，簡便に豆腐の品質を評価できる可能性を示したものです。検証の論理性に加え，近赤外分光法の新たな食品への活用が期待できる点で評価され，受賞に至りました。
