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次世代アドホックネットワーク基盤技術研究開発プロジェクト

2011年03月31日超域学術院プロジェクト

年次報告書研究成果報告書研究報告書別紙

 アドホックネットワークは端末(ノード)間で無線マルチホップによりノード間での通信を可能にする仕組みであり、情報通信分野の革新的技術である。ユビキタスネットワークの実現にも不可欠の技術である。本プロジェクトはアドホックネットワーク基盤技術の研究開発を産学連携により推進し、基盤技術の確立、国際標準化と新産業創出に貢献する。応用面では、大規模災害時の通信確保に対応する革新的なアドホック通信システム「スカイメッシュ」構想の研究開発を産学連携により推進し、高度防災社会の実現に寄与する。
アドホックネットワークはユビキタスコミュニケーション実現に不可欠の技術であり、その波及効果は極めて大きい。我が国はトロン、ICタグ、IPv6など、ユビキタス関連技術を先導していると言われるが、アドホックネットワーク技術なしには今後のユビキタス時代をリードすることはできない。このため総務省ユビキタスネットワーキングフォーラムでもアドホックネットワーク委員会が活動開始したところである。本プロジェクトが我が国のアドホックネットワーク研究拠点として技術開発を先導し、社会基盤的アプリケーション実現の可能性を実証する。