• ホーム >
  • ニュース >
  • ”スピン偏極”のある超流動フェルミ気体の新奇の現象を発見(関澤一之特任助教ら)

”スピン偏極”のある超流動フェルミ気体の新奇の現象を発見(関澤一之特任助教ら)

2018年07月23日テニュアトラック事業研究成果

”スピン偏極”のある超流動フェルミ気体の新奇の現象を発見(関澤一之特任助教ら)

 新潟大学研究推進機構超域学術院の関澤一之特任助教とポーランドのワルシャワ工科大学の研究グループの共同研究による論文が、権威ある学術誌Physical Review Letters(フィジカル・レビュー・レターズ)に掲載されました。

 Physical Reviewはアメリカ物理学会が発行する査読付きの学術雑誌で、物理学の様々な領域毎の専門誌を発行しています。その中でも、物理学全領域を扱う速報誌「Physical Review Letters」は、厳格な査読により顕著で重要な成果のみが選定・掲載される、最も権威ある物理学専門誌の一つとして知られています。そのため、Physical Review Lettersに論文を発表することは、物理学者の目標の一つとなっています。

 下記にあります論文の概略では、「ダンスパーティー」の例をまじえたわかりやすい解説が載っていますので、こちらもぜひご覧ください。

●掲載された論文(論文の概略 )
Suppressed Solitonic Cascade in Spin-Imbalanced Superfluid Fermi Gas(スピン偏極のある超流動フェルミ気体におけるソリトン崩壊の抑制)」,G. Wlazłowski, K. Sekizawa, M. Marchwiany, P. Magierski著,[Physical Review Letters, Vol. 120, 253002 (2018)