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水素エネルギーシステムのインフラ整備に関わる新材料開発

2012年11月30日超域学術院プロジェクト

次世代のクリーンなエネルギーシステムとして水素エネルギーの利用がある。原田は爆発の危険性のある(1)水素のセンシング技術において、また、児玉は太陽熱水分解を可能とする(2)水素製造材料の開発において、世界的にもトップレベルにある。水素は質量の軽さから量子効果が期待できることから、低温物性に秀でた武田が科学的な視点から参画する。本プロジェクトではこれら先端的な技術を核に、水素エネルギー利用社会の構築に必要とされる水素の製造・貯蔵・利用に関するインフラ整備の先行的な材料開発を行うと共に、水素の量子性に根ざした基礎研究を進め、これらの知見を有機的に連携することを目的とする。また、企業連携による開発を積極的に行い、水素関連材料部門で国際競争力のある企業の育成を目指す。これらの成果を特許化および技術移転に結実させることで社会貢献に寄与する。