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【開催案内】新潟大学研究統括機構ELSI センター国際ワークショップ 「AI時代の評価ー未来を拓く人材と制度ー」

2025年11月11日ELSIセンターお知らせ

新潟大学研究統括機構ELSIセンターでは、以下のとおり国際ワークショップ(オンライン)を開催いたします。ご関心のある方は、以下「申し込み」にあるFORMSよりお申し込みください。 

開催概要
日時 2025 年11 月17 日(月) 10:00~12:00
開催方法
・言語
オンライン(ZOOM・Youtube)
英語(YouTube配信ではAI自動翻訳機能をご利用いただけます。なお、本機能はGoogle Chromeブラウザで必要な設定を行った場合のみご利用可能なため、各自のPCにて設定をお願いいたします。。設定手順の詳細は「YouTubeリアルタイム翻訳の設定について」をご確認ください。
対象 評価・政策・AI・社会科学分野の研究者、実務家、学生、自治体・行政関係者 等
共催 ドイツザールラント大学評価センター・日本評価学会
申込み 新潟大学ELSIセンター国際ワークショップ「AI時代の評価 ― 未来を拓く人材と制度 ―」 参加登録
開催趣旨

人工知能など変化が加速する現代においては、評価の手法のみならず、それを支える人材と制度を築いていく必要がある。本ワークショップは、こうした新興技術の登場に伴う環境変化の中における評価をめぐる国際的課題に応えるため、国境と世代を越えた対話と人材育成の場を設ける。 

1部では、変化する社会において評価をいかに組織化し、実効性を持たせるかについて、評価研究の国際的拠点であるドイツ・ザールラント大学から第一人者を招き、国際的な経験をもとにした講演に学ぶ。 
2部では、日本、ネパール、スリランカの若手研究者・実務家が会して、現場で直面する課題と展望を共有し、理論と実践の狭間で格闘し国際的な活躍を目指す次世代・若手の声を聴く。 
3部では、激変する地政学的環境の中における若手人材の国際的活躍を目指し、国連EvalPartners の若手評価専門家ネットワーク「EvalYouth」の日本支部設立に向けた準備会合を開催する。 

本ワークショップを起点に、地方大学主導のもと国内外の学術組織が連携した国際的専門家コミュニティを強化する取り組みのベストプラクティスを目指す。 

プログラム

09:50     開場

10:00~10:10  開会挨拶 渡辺 豊(新潟大学研究統括機構副機構長、同ELSIセンター長)

10:10~10:40  第1部 基調講演 「評価の制度化と人材育成」

講演:ラインハルト・ストックマン 氏(ドイツ ザールラント大学評価センター長 教授)

モデレーター:石田 洋子 氏(アジア太平洋評価学会会長・日本評価学会前会長、広島大学 特任教授)

評価をめぐる理論的・制度的課題は、最終的には現場で評価を実践する若手・国際人材にかかっ ている。本セッションでは、「評価の制度化(Institutionalization of Evaluation)」という観点から、その理論的・実践に向けて何が必要かこれまでの取り組みをもとに示す。

10:40~11:00  休憩

11:00~12:00  第2部 若手研究者トークセッション「実務家・研究者の直面する課題」

司会: タンヤ・ストックマン 氏(ドイツ ザールラント大学 リサーチアシスタント)

登壇者: Prabin Nanicha Shrestha 氏(EvalYouth Asia 共同代表・ネパール)

Chathuranga Hasithi Samarasinghe 氏(EvalYouth Asia 副代表・スリランカ)

杉谷 和哉 氏(岩手県立大学 准教授)

三上 真嗣 氏(長野県立大学 講師)

佐藤 真陽 氏(一橋大学大学院 修士課程)

EBPM(証拠に基づく政策立案)、行政改革、社会インパクト評価などの領域で活躍する若手の先生の声を聞く。日本、ネパール、スリランカから集った若手研究者・実務家が、AI 時 代の評価が現場でどのような課題として立ち現れ、次世代がいかにそれに向き合っているかについて議論する。